2014年1月30日木曜日

Mac Book Pro Retina のBootCampにwindws8をアップグレードインストールする


■環境
・端末:MacBookPro 15inch Retina haswell
・OS:OS X 10.9 Mavericks ※おそらく10.8Mountain Lionでも可能
・MSDN OSライセンスでWindows vistaまでのライセンスが有る
・Windows8Professional アップグレード版 ダウンロード版
・SATA-USB2変換2.5インチHDDケース
・SATA64GB SSD
・DOSV互換ノートPC CORE2DUO
・Mac用アプリケーションWinclone4
・Windows用アプリケーションAOMEI Partition Assistant Standard Edition
・Windows用アプリケーションAOMEI Backupper

■目的
◯アップグレード版windows8を使って、BootCampにwindows8Professional64bitをインストールする。

■今回失敗した事
◯Windows8Professional アップグレード版のアップグレード元OSはXP_SP3以降が必要。
◯アップグレード元のOSが32bitだとWin8_64bitのインストールは出来ない。
◯Windows8Professional アップグレード版でも新規インストールが可能だが、ライセンス認証が不完全な様子。
◯アップグレード元のOSが32bitだとWin8_64bitのインストールは出来ない。
◯BootCamp領域にXP、VistaはインストールCDでのインストール不可。
◯Winclone4の新機能"Migrating a Real PC to Boot Camp"を使用して、BootCamp領域にXP,Vistaのsysprepイメージインストールを試みたがNG。
◯Mac OS X 10.6 Snow LeopardからXP用BootCampインストールディスク作成することでインストール可能との記事を見つけたが、retina端末で成功事例は無し。
念のため以下を試みる。
・Snow Leopardを”VM Ware Fusion”へインストールすることを試みるが、ライセンス違反らしくインストール出来ない、ServerOSのみインストール可能らしい。
・Snow LeopardをWindows用”VM Ware Playre”へインストールすることを試みる、インストール可能との情報をネットで見つけたがなんだか上手くいかない。

■成功した内容
・MacへBootCampアシスタントで新規にWindws8をインストールしておく
・ノートPCにVistaHomeBasic64bitを新規インストール
※パーティションはBootCampのパーティションサイズより小さくして置く
・Vista上でWindows8Pro64bitのsetupを実行する。
・再起動を2〜3回繰り返しユーザ名とパスワード設定が出る手前の状態で、
ノートPCからHDDを取り出す。
・取り出したノートPCのHDDをMacへUSB接続して、一旦イメージを作成してBootCamp領域へ復元する。
※Winclone4だとドライブから直接BootCampへコピーが可能
・起動ディスクをBootCampに変更して起動すればインストールの最終段階の続きが始まる。
※最終インストールまで、ネットでのライセンス認証は避けた方が良いが、
ネット認証した場合”PCの設定”画面で以下のメッセージが表示され認証できない場合があるが、電話でも認証が可能。

”プロダクトキーは既に他のPCで使われています。別のキーを試すか、新しいキーをお買い求めください。”







2014年1月8日水曜日

Serverアプリ上のTime Machineのエラー対応


OS XのServerアプリでTime Machine保存先設定して使用していたが、
数カ月前からクライアント側にて失敗しエラーになっていました。

バックアップが不安定なんてシステム的に最悪です。
Server上のTime Machineは何かの拍子にエラーになることが多く、
スキルに自信がない場合はTimeCapsel 買ったほうが良いですよ。

とりあえず、いろいろ試して有効だった所などを以下にまとめておく。

◯対象機器
・server
Mac Mini 2012 Mountain Lion

OSはMavericksにバージョンアップ済
Serverも合わせて3.0.1を購入済み

・クライアント
MacBookPro15Retina Mavericks

◯【サーバー側】サーバーのユーザー確認
・"Server"を起動し対象サーバーの画面を表示する。
・[アカウント]-[ユーザ]を選択する。
・クライアントにて”ディスクを選択”時に入力しているユーザ選択する
設定アイコンを押下するか、ユーザを右クリックして[サービスへのアクセスを編集]を選択
・”Time Machine”が選択されていることを確認する

◯【サーバー側】サーバーの共有設定確認
・"Server"を起動し対象サーバーの画面を表示する。
・[サービス]-[ファイル共有]を選択する。
・[共有フォルダ]に”Backups”の項目が有ることを確認する。
・”Backups”を選択し[鉛筆(編集)]アイコンを押下
・以下を確認する
名前:”Backups”
アクセス設定内容:[com.apple.access_backup]-[カスタム]


アクセス設定内容:[System Administrator(オーナー)]-[読み出し/書き込み]
アクセス設定内容:[Staff(プライマリーグループ)]-[読み出し/書き込み]
アクセス設定内容:[他の全員]-[アクセス不可]
”設定”にて”SMB経由で共有”が非選択
”設定”にて”AFP経由で共有”が選択
”設定”にて”WebDAV経由で共有”が非選択
”設定”にて”ゲストユーザにこの共有へのアクセスを許可”が非選択
”設定”にて”次を使用してホームディレクトリを使用可能にする”が非選択で設定不可
直後の[AFP]が選択状態で設定不可

◯【サーバー側】サーバーのホスト名設定確認
・"Server"を起動し対象サーバーの画面を表示する。
・[サーバ]-[server]を選択する。
・[アクセス]−[ホスト名]が”server.hogehoge.private”(例)のように設定されていることを確認する。
・[アクセス]−[コンピュータ名]が”server”と設定されていることを確認する。

◯【サーバー側】サーバーのDNS設定確認
・"Server"を起動し対象サーバーの画面を表示する。
・[詳細]-[DNS]を選択する。
・[ホスト名]に”server.hogehoge.private”(例)の設定が有る事を確認する。
・[ホスト名]に不要な設定があれば削除する。

◯【サーバー側】ディレクトリユーティリティ
”システム環境設定”を起動[ツール]-[ディレクトリユーティリティ]を起動
[ディレクトリエディタ]タブを押下
表示:[Groups]
ノード:[/Local/Default]
├com.apple.access_backup
 └GroupMenbership
ここにサーバー管理者名が含まれていることを確認する。

◯【クライアント側】キーチェーンアクセスファイルの確認
”キーチェーンアクセス”起動
キーチェーン:[システム]
分類:[すべての項目]
種類が"Time Machine Password"になっているで、
古いものや不要なファイルを削除する。
位置から設定する場合は全て削除しても構わない

◯【サーバー側】上記すべて問題ない場合は
・"Server"を起動し対象サーバーの画面を表示する。
・[アカウント]-[ユーザ]を選択する。
・[+]押下でTmeMachine用ユーザを作成する。
・設定例は以下のとおり
[フルネーム]:TMAdmin
[アカウント名]:TMAdmin
[メールアドレス]:空欄
[パスワード]:****
[確認]:****
[ユーザがこのサーバを管理することを許可]:非選択
[ホームフォルダ]:なしーサービスのみ
[キーワード]:空欄
[メモ]:Time Machine管理者

設定したユーザを右クリックして[サービスへのアクセスを編集]を選択し”Time Machine”が選択されていることを確認する

【クライアント側】にて
・[システム環境設定]−[Time Machine]
・[切]
・ディスクが設定済みなら削除
・[ディスクを選択]押下でサーバドライブを選択する。
・サーバー側で作成したユーザで認証して設定完了
・[入]を確認
・バックアップを試みる

以上でダメならサポート行ってね


2014年1月7日火曜日

Mac Book Proを譲渡前にやって置く事メモ

今回使用したデバイス:MacBookProRetina 15inch ssd MountainLion
参考先
http://support.apple.com/kb/HT5189?viewlocale=ja_JP

■バックアップ

○TimeMachineでUSBHDDへデータバックアップ
○移行先が有る場合はデータ移行する。

■Mac Book ProとApple IDの関連づけ解除

譲渡した方のAppleIDでOSXを利用するために必要

○[iTunes]起動
 サインインしてなければ[Store]-[サインイン]
○ [Store]-[マイアカウントを表示]
○ [アカウント情報]画面-[デバイスの管理]が表示されていれば[デバイスの管理]押下して対象デバイスを削除する。

私の場合は、”デバイスの管理”が表示されない状況
原因は、対象AppleIDにて以下の条件が揃うデバイスが1つも無い事だった様子。
1つでもあれば”デバイスの管理”が表示され、条件に合うデバイスが管理できるらしい。
・対象AppleIDでiCloudを設定済みである
・[iTunes]-[Store]-[このコンピュータを認証]等で認証済みである
・iTunesで過去に購入した、音楽等をダウンロードしている事

話がそれたが、デバイスとのAppleIDの関連づけ解除は以下でも可能
○ [iTunes]-[Store]-[このコンピュータの認証を解除]

■Mac Book ProとiCloudの関連づけ解除

○[システム環境設定]-[iCloud]”Macを探す”を選択解除する
ちなみに、私は全部解除してみました。
○サインアウトして終了



■データ削除

譲渡する場合は、通常の削除やフォーマットではデータ復元が可能なので完全削除を行う

○altを押下したまま電源起動する
○起動ディスク選択画面にて "Recovery"や"復旧"のドライブを選択して進む
○”ディスクユーティリティ”を起動する。
○起動ディスク(通常は”Macintosh HD”)を選択して[消去]押下で消去する
HDDの場合は”セキュリティオプション”で”全部0を書き込む”等を選択して消去するが今回のSSDモデルは”セキュリティオプション”がグレーになって選択できない
理由は以下の為らしいが、若干不安が残るが大丈夫らしい
http://support.apple.com/kb/HT3680?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
○上記データ削除後にディスクユーティリティを終了

■再インストール

○上記データ削除後に右上のwifiアイコンからネットワーク設定を行う
○後は再インストールを行えばOK

iLifeの関連づけ解除?

iLifeは、Mac購入者に付随し最初の登録AppleIDからの変更ができないらしい。

よって譲渡先でiLife(写真加工管理ソフト(iPhoto)、映像編集ソフト(iMovie)、音楽制作ソフト(GarageBand))が使用出来ないらしいが・・・


以下のサイトからログイン後”Unregister”押下で進めていってもデバイス登録解除が可能な様子で、こっちは”iLife”も解除できるかも
https://supportprofile.apple.com/