古くからあるテキストエディターで、慣れるまでは非常に使いにくいのですが、unix系linux系のOSで、殆どの場合インストール済みで使えるので、最低限の操作方法は覚えておいた方が良い。
#とりあえず自分のホームディレクトリに移動する。
cd ~
#viを実行する。以下は例で"~/test.txt"ファイルを編集
vi test.txt
- 最初はコマンドモードになっていて、"iIaAoO"のいずれかのキーを打つと入力モードに変わる。それぞれのキーに違いがあるが、以下を覚えれば良い。
- "i"はカーソルにある文字の左側に挿入出来る状態で入力モードになる。
- "a"はカーソルにある文字の右側に挿入出来る状態で入力モードになる。
- "I"はカーソルにある行の先頭に挿入出来る状態で入力モードになる。
- "A"はカーソルにある行の末尾に挿入出来る状態で入力モードになる。
- 入力モードになると、画面左下に"-- INSERT --"が表示されキーを打てばそのまま文字列を挿入できる。
- 入力モードからコマンドモードに移るには[ESC]キーを打つ、コマンドモードになると画面右下の"-- INSERT --"が消える。
- コマンドモードでは、キーを打つことで様々な機能が使用できる。主な機能は以下のとおり
- カーソル移動
- [Ctrl]+"g"カーソル位置の情報等を画面下に表示する。
- [Ctrl]+"f"1ページ画面を下に移動する。
- [Ctrl]+"b"1ページ画面を上に移動する。
- ※例"13G"13行へ移動する。
- "G"最終行へ移動する。
- 編集
- "x"カーソル位置の文字列を削除
- "dd"カーソルのある行を削除
- "u"変更を元に戻す
- "yy"カーソルのある行をコピーする。
- "P"コピーした内容をカーソル行の上に挿入する。
- 検索
- ※例"/mojiretsu" 文字列"mojiretsu"をカーソル位置から順方向に検索する。
- "n"検索した内容を順方向に検索する。
- "N"検索した内容を逆方向に検索する。
- 終了
- ":w"上書き保存する。
- ":w test.txt"名前を付けて保存する。
- ":q"変更を保存せずに終了する。
- ":q!"変更を保存せずに強制的に終了する。
- ":q!"変更を保存せずに強制的に終了する。
- ":wq"上書き保存して終了する。
- 使っていると、現在のモードか判らなくなる事も多いので、その時は[ESC]キーを打っておけば良い。
- とりあえず上記コマンドが使えれば十分、その他のコマンドは、リファレンスを参照してください。
- viはクセのあるエディタですが、慣れてくると意外と使いやすいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿