2011年1月1日土曜日

viの操作の仕方

viはCUI(※GUIもあるらしい)で使用できるテキストエディターで、主にunix系linux系のコンソールで、ファイルを編集する時に使用します。

古くからあるテキストエディターで、慣れるまでは非常に使いにくいのですが、unix系linux系のOSで、殆どの場合インストール済みで使えるので、最低限の操作方法は覚えておいた方が良い。

#とりあえず自分のホームディレクトリに移動する。
cd ~
#viを実行する。以下は例で"~/test.txt"ファイルを編集
vi test.txt
  • 最初はコマンドモードになっていて、"iIaAoO"のいずれかのキーを打つと入力モードに変わる。それぞれのキーに違いがあるが、以下を覚えれば良い。
    • "i"はカーソルにある文字の左側に挿入出来る状態で入力モードになる。
    • "a"はカーソルにある文字の右側に挿入出来る状態で入力モードになる。
    • "I"はカーソルにある行の先頭に挿入出来る状態で入力モードになる。
    • "A"はカーソルにある行の末尾に挿入出来る状態で入力モードになる。
  •  入力モードになると、画面左下に"-- INSERT --"が表示されキーを打てばそのまま文字列を挿入できる。
  • 入力モードからコマンドモードに移るには[ESC]キーを打つ、コマンドモードになると画面右下の"-- INSERT --"が消える。
  • コマンドモードでは、キーを打つことで様々な機能が使用できる。主な機能は以下のとおり
    • カーソル移動
      • [Ctrl]+"g"カーソル位置の情報等を画面下に表示する。
      • [Ctrl]+"f"1ページ画面を下に移動する。
      • [Ctrl]+"b"1ページ画面を上に移動する。
      • ※例"13G"13行へ移動する。
      • "G"最終行へ移動する。
    • 編集
      • "x"カーソル位置の文字列を削除
      • "dd"カーソルのある行を削除
      • "u"変更を元に戻す
      • "yy"カーソルのある行をコピーする。
      • "P"コピーした内容をカーソル行の上に挿入する。 
    • 検索
      • ※例"/mojiretsu" 文字列"mojiretsu"をカーソル位置から順方向に検索する。
      • "n"検索した内容を順方向に検索する。
      •  "N"検索した内容を逆方向に検索する。
    • 終了
      • ":w"上書き保存する。
      • ":w test.txt"名前を付けて保存する。
      • ":q"変更を保存せずに終了する。
      • ":q!"変更を保存せずに強制的に終了する。
      • ":q!"変更を保存せずに強制的に終了する。
      • ":wq"上書き保存して終了する。

  •  使っていると、現在のモードか判らなくなる事も多いので、その時は[ESC]キーを打っておけば良い。
  • とりあえず上記コマンドが使えれば十分、その他のコマンドは、リファレンスを参照してください。
  • viはクセのあるエディタですが、慣れてくると意外と使いやすいです。

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